モンスターペアレント、じゃなくて、モンスター介護者家族 ― 2011年02月26日 15時31分43秒
ついに。
利用者家族に、
モンスターペアレント、じゃなくて、
モンスター介護者家族、出現。
デイに対する要求が多い。
デイスタッフは、
モチベーション下がり始めている。
デイ主任さんは、
「なんとか、対応はしたいと思っています。
この仕事は、サービス業でもあると考えていますので、
現時点でのご要望に関しては、なんとか。
ただし、これ以上は、無理だと思います。
今後、施設入所のことも考えると、
(施設と家族の関係を良く保つのが)難しいおうちですね」
と、言われまして。
まぁ、これは、想定内。
退院の時も、なかば、病棟から、
「もう、うんざり。出ていってくれ、早く」
みたいな感じでして、
MSWさん、とても心配してくれた。
「在宅での調整に、
もみじさんにかなり、ご負担をかけてしまうような気がします
すみません」
と言ってくれて、
いやいや、こういう方って、
昔の自分のようなので、
お手伝いしてさしあげたいと、思いますよ
なーーんて、キレイなこと言ったくせに、
退院後、在宅になって、3回目の訪問で、
すでに、アタマ、クラクラw
少し、冷静になって、
この家族さんのことを考えてみよう。
自分のメンタルヘルスのために。
要求が多いのも、
まぁ、デイ主任さんが、
なんとか、がんばります、と言ってくれ、
昨日は、デイ主任さんが留守のときに、
副リーダーさんみたいな方とお話できて、
デイの方に、感謝してます、と直接お伝えしたり、
お互い、がんばろー!と励ましあったりして、
は~~~~~
こういう人って、いるんだよねぇ。。。。
闇を抱えているんだろうなぁ。。。。。
この家族さんのご実家の話を、
先月、ちょこっとだけ聞いたけど、
言葉の暴力ではない、
真綿で首をしめる系の暴力、
「お前のためを思って、言っているんだ」系の精神的拘束、
が、あったおうちっぽい。。。。
だから、あのお嫁さんは、
親からの支配を受けて育ったから、
他者へも、そういうコミュニケーションしかとれない。。。。
たぶん、そういうことなのだろう。。。。。
息子さんも言っていた。。。。
「言い方がきついところ、あるんだよ、やっぱりあなたには」と自分の妻に言っていた。。。。
この夫(息子)さん、私に確認するように、
「○○してちょうだいね」って言うのも「命令に入りますよね」と。
(たぶん、日常で自分の妻から、言われているんじゃないかしら。。。)
そう、正論で相手の口をふさぐコミュニケーションなんだよな。。。。。
は~~~~~~
自分も、そういうコミュニケーションだったんだなぁ、昔。。。。。
消しゴムで、消したいわ。。。。。
などなど、
今の思いを並べると、
そんな感じだが、
何が、一番、イヤに感じたか、というと、
相手の悪いところしか、見ないから。
(これ、MSW、言ってたわ。。。(苦笑))
相手=デイの評価が、
悪いところしか、出てこない。
感謝の言葉が、出てこない。
相手を信用しない。
文句ばっかりなんですわ。。。。。
どうして、あんなに相手を認めない言葉しか出てこないか。
ま、たぶん、
自分も認められることが、なかったから、、、
なのではないか、と推察するんだけど、
いや~~~~~~~~~~
他人の悪いところばっかりを言うことの、
イヤさを
堪能させられました。
今、レンタルで入ってもらってる福祉用具屋さんに電話して、
ガス抜きさせてもらっちゃった。。。。
モンスター介護者家族、クレーマー家族、
対応は、3とおり、だって(笑)
1)モンスター家族に対して「イエスマン」になる
2)ケアマネを交代する
3)真剣に、戦略的に、取り組む
と、レンタル屋のTさんが教えてくれた。
で、
「ま、もみじさんなら、真剣に戦略的に取り組む、
が、できるケアマネさんだと思いますよ」と、
言ってくれちゃった。
Tさん、エンパワメント、うまいわね(笑)
とりあえずは、
このモンスター家族(息子の妻)さん。
ごくわずかな、断片的な情報でしかないが、
自分のみたては、
この方は、親から支配された養育をされたのだと思われる。
支配的コミュニケーションをされたから、
支配的会話方法しか、知らないのだろう。
目的は、本人が、よりよい在宅介護生活を送れること。
そこを共通の目的にすれば、よいわけだが、
そこが、難しいんだな。
「本人のためを思って」で、いろいろ禁止されている。
味噌汁×だとか、血圧140以上で入浴×とか。
まぁ、
こういう厳しい女性と結婚する息子に育てた本人の自己責任と考えるか。
本人の意思確認を、
援助者として、もっとしていくべきか。
していくべきなのだろうな。
さて。
Tさんの言ってくれたように、
戦略的にやってみようか…
でも、戦略的になりすぎて、
「誠意」がなければ、
この家族さんは、敏感に感じ取って、
ケアマネ交代させられるんだよね(笑)
本人の利益。
モンスター介護者家族と、土俵に乗ることが、
目的では、ない。
モンスター介護者家族を、打ち負かすための、
戦略ではない。
本人の利益。
本人の意向、希望は、何か。
って、そうだ。。。。。
一番、最初に面接した時、
本人さんの希望、
「施設に入りたい」って言ったんだったわ…
今、思い出した。
って、一応、ケアプランにもそう書いたわ、2か月前。
ああ、やっぱり、息子夫婦と暮らすの、
嫌だったのかもねぇ。
は~~~~~~~~~~
価値観のかなり、違う相手との、関係。
難しいなぁ。
口に食べ物をいっぱい一気に詰め込んで、
ムセこみそうになり、危ないから、
スプーンでなく、お箸を使わせる。
本人のためを思って。
デイでは、「ゆっくり食べて」と声かけしながら、
問題なく食べられているという。
本人のためを思って、お箸を使わせるのは、
ありか、なしか。
というより、
本人が、お箸で食べたいか、
スプーンで食べたいか、だよな。
本人が、味噌汁飲みたいか、
高血圧だから、飲むの我慢するか。
本人と家族の意向が一致しないのは、
よくあること。
そこをどうしていくか、
それが、仕事なんですわね…
by もみじ momiji_okiraku*yahoo.co.jp *を@に変えてくださいね
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コメント
_ r5185 ― 2011年02月26日 20時35分09秒
_ もみじ ― 2011年02月28日 00時04分45秒
「モンスター家族」。これは、疲弊すると思いました。すさまじかったですね、サービス事業所への、不満、怒り、要求、不信感。。。物事の「認知のクセ」が悪い方、悪い方にとらえますね。間違っても「良い見方」ができない人、という印象を持ちました。そのきっかけは、ひとつの「不満」から始まるようです。
自尊感情が低い、もしくは無いに等しいかもしれないと思いました。
モンスター家族さんの「不満」が無くなるには、そのモンスター家族さん自身を、まずは褒めて褒めて褒めて褒めて、認めて認めて認めて、、、というところから始まるかな、と思いました。
しかしながら、目的は利用者本人の利益、ですからね。
どこまで、家族ケアが要るのかと思いますが、相当、根気と時間と「モンスター家族を理解するココロ」が要るかなと思いました。そういうモンスターになったからには、理由がある、と個人的には考えています。
まぁ、現代病、ですかねぇ。。。。
_ くろちゃ ― 2011年03月09日 09時56分42秒
こちらの記事も大変興味深く読ませていただきました。
ありがとうございました。
今後の参考にさせて頂きたいと思います。
_ もみじ ― 2011年03月10日 09時12分35秒
人生、初、ですね。こういう感じの方。
勉強になると思って、ケースワークしたいと思います。
日々、精進であります。
_ ree ― 2011年08月03日 09時17分53秒
私の母が祖母(母の実母)の在宅介護を泊まり込みでしていて、共依存が気になりこのblogに辿り着きました。
先日、初めてショートに行き帰って来た時の祖母の言葉がこのお嫁さんと全く同じでした。
ショートに預けること事態、罪悪感を感じていた母はこの言葉と、少し混乱して帰宅後一時的に痴呆症状が表れた祖母を見て『ショートは懲り懲り』『私一人で看るからアンタ(私たち姉妹)らは手を引いて』と言い出す始末(数年前、まだ泊まり込みじゃない時に無理心中を考えていた母)。
気の毒にケアマネさんに全部ぶちまけたそうです(ケアマネさん本当にごめんなさい)。
祖母は家に居たいというので叶えてあげたいけど、その為にはたまのショートは我慢してほしい。
共依存が気になっていることを、こっそりケアマネさんに伝えておくべきだろうか…など素人なので全くわからず(ーー;)
今、私に出来ることを模索中です。
とりあえずモンスターにならないよう頑張ります。
もみじさんのお話を参考にまたいろいろ考えてみます。
_ もみじ ― 2011年08月04日 18時17分27秒
ご来訪、ありがとうございます。
母上、介護をとても頑張っていらっしゃるんですね。
無理心中を考えていたって言葉に、びっくりしましたが、本当に熱心に取り組んでしまうんですかね。
サービス利用をしたご本人がサービスに対して「不満」を言うのはある意味、自然といえば自然かと思います。
理由は、ほんとは泊まりに行きたくなどないですからね。ほとんどの高齢者の方がショートは嫌がりますし、とても強く抵抗して、利用できないおうちもありますよw
そしてショート利用すると、残念なことに若干、一時的に認知症が進んだようになる場合もあります。
でも、長く在宅介護を続けるには、介護者家族さんの負担軽減、たまの休みも必要だと思います。
が、なかには、ショート利用しなくても、なんとかなってるおうちもあったりもします。
そのおうちおうちで、サービス利用の仕方は全然違うので、そこがケースワークの難しいところかもしれませんが、
どうぞ、ストレスを溜めないように、ご自愛くださいね。
必要があったら、どうぞ、メールも利用してくださいませ。
_ R ― 2011年08月22日 19時26分51秒
久々に伺わせていただきました。(以前、「身体知と言語」の時にコメさせていただきました。)
最近、同じような家族が多いことに、日々悶々としてましたが、読ませていただき、ストンと落ちました!
レンタル屋のTさんの3原則にもなるほどです。
もみじ流真剣で戦略的取組みの経過報告および分析をお願いいたします。
_ もみじ ― 2011年08月24日 09時05分23秒
少し前の記事なので、自分で読み返して、ああああ、そういえばこの頃、もんもんとしていたんだぁ〜と思い出しました。
というのは、4月初めだったでしょうか、入院加療の医療ニーズが発生し、在宅ではなくなったので、今は関わりがないのでした。
で、当時。
そう、この長男・妻さんとの対応は、もう全面承認、でした。
よくやってますね、がんばってますね、の言葉かけを意識し、
too much な部分は「そこまでやらなくても十分ですよ、今のままで大丈夫ですよ」みたいなセリフにしました。
承認欲求が並外れて大きいので、そこを意識しました。でも、演技はすぐに見抜かれるので、私自身が「ほんとにこの方は、がんばってきたんだよなぁ、これまで。死にもの狂いで」と思って、対話していました。
もともと私への攻撃的なものはそんなになく、デイに直接、要求をしていたので、デイへの要求(命令・支配)が減るには、
長男・妻さんの「相手をコントロールし、自分の優位性を示すことで自分の承認欲求を満たす」の負のシステムを転換させる必要があると思い、
直接、+のストローク=とにかく相手を認めて承認する=よくやってますね、がんばってますね という言葉かけを増やしました。
としているうちに、入院になってしまったわけですが。
でも、入院加療は長く要るものではなかったので、療養型などに転院する方向、とお聞きして支援終了しています。
もともとの病院も病棟側とコミュトラブルになって、「もう病院と話をするのが嫌だった」という理由で多くの反対を振り切って退院在宅になったので、もと病院側の想定どおり、在宅での介護を実際やって、長男・妻さんはもう在宅ではみたくない、と思ったのだろうと思います。
こういうケースは、本人の思いが置き去りにされてしまうなぁ・・・と悩ましく思いました。
で、こういう家族さんの支援は、なぜこんなにクレーマーになってしまうのだろうと、そこを意識できればそんなに難しいコミュではないと思ったりしました。
なんてったって、昔の自分が、そうでしたから(笑)
_ R ― 2011年08月28日 21時11分03秒
最近、モンスター化した介護者家族増⇒攻撃+苦情増⇒事業所・職員の疲弊のスパイラル化が気になっております。
やはり、まずは、「聴く」「全面承認」なのでしょうね。
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